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相手が変わるたびに、聞き取り方も変わる
私たちのチームは、案件ごとに海外のさまざまなパートナーと会議をしています。ある週はベトナムのオフショア開発チーム、次の週はオーストラリアのクライアント、そしてタイの技術担当者と打ち合わせをすることもあります。同じ「英語で行う会議」でも、相手が変わるたびに聞き取り方をゼロから調整しなければなりませんでした。
ベトナムの担当者は比較的ゆっくり、丁寧に話してくれる一方、専門用語や現地特有の言い回しが混ざることがあります。オーストラリアのクライアントは話すスピードが速く、口語的な省略表現も多い。タイの担当者との会議では、要点を確認し合う際にタイ語で一言二言やり取りしてから、英語で説明し直してくれる場面もありました。
「相手によって聞こえ方がまったく違う。慣れる前に次の会議が来てしまう」——これが正直な感覚でした。
1時間の会議に、情報が多すぎる
問題は英語が分からないことではありませんでした。1時間の会議の中には、技術要件、仕様変更、スケジュールに関する注意点など、あまりに多くの情報が詰め込まれています。前の発言を理解しようとしている間に次の話がどんどん進み、メモを取る手が追いつかない。気づけば会議の半分ほどしか正確に把握できていないことも少なくありませんでした。
実際に、細かい要件を聞き違えたまま実装を進めてしまい、納品後に「イメージと違う」と指摘され、もう一度会議を組んで説明し直してもらったこともあります。自分たちの手間だけでなく、クライアント側の時間も奪ってしまう結果になりました。
会議にいないエンジニアへの伝達がさらに厄介
さらに厄介だったのは、会議に参加していないエンジニアへの情報共有です。会議で聞いた内容を自分の言葉でまとめ直し、担当エンジニアに口頭やチャットで伝える必要がありました。伝える人によって表現やニュアンスが微妙にずれてしまい、結果として本来の要件と違う形で実装が進んでしまうこともありました。
エンジニア側からすれば、伝聞情報しか手元になく、「その場でクライアントが本当は何を言っていたのか」を確認する手段がありません。疑問があれば会議に出た人に聞き直すしかなく、聞かれた側も細部まで正確に覚えているとは限らない——この状態が、チーム全体の生産性を静かに削っていました。
「録画してそのまま渡せばいい」という発想
何度も同じ失敗を重ねる中で、シンプルな発想に行き着きました。重要な会議は、ベトナムでもオーストラリアでもタイでも、必ず録音・録画しておく。会議中は無理に全部を覚えようとせず、聞くことに集中する。そのうえで、録画データを動画翻訳ツールにかけて日本語字幕を自動生成し、要約や口頭説明を挟まずに、そのままエンジニアへ共有する——という流れです。
変わったこと
この方法に切り替えてから、チームの働き方が明らかに変わりました。
伝達にかかる時間が大幅に減った
誰かが会議内容を要約したり、翻訳し直したりする手間がなくなり、その分の時間を本来の業務に使えるようになりました。
チーム全体の生産性が上がった
会議に出た人だけが情報を抱え込む状態がなくなり、エンジニアが必要なタイミングで自分から情報を確認できるようになりました。
「要件を見落とすかもしれない」という不安がなくなった
会議の内容がすべて動画として残るため、聞き取れなかった、思い出せなかったという理由で要件を落とす心配がなくなりました。
何度でも見返せる安心感
気になる部分は一時停止して確認でき、「あのとき、お客様は何と言っていましたか」と会議に出た人に聞き直す必要もなくなりました。
やり方は3ステップ
AIが自動で字幕翻訳
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こんな場面で役立ちます
- 海外パートナーとの要件確認会議 — 仕様変更や追加要望を漏らさず記録し、実装前に見返せます。
- 海外の専門家による技術指導・トレーニング — 一度の説明を録画しておけば、複数のエンジニアが必要なタイミングで見返せます。
- 議事録作成の精度向上 — 記憶や口頭伝達に頼らず、動画を見返しながら正確な議事録を作成できます。
- 参加できなかったウェビナー・カンファレンスの共有 — 出席できなかったメンバーも、日本語字幕付きで後から内容を確認できます。